本校は今後の歯科技工士としての活躍の場を一層広げるために、ホームヘルパー2級取得講座を夏季休暇期間中(13日間)に始めました。日本のますます進む高齢化社会の中、歯科医療分野でも在宅医療方面への取り組みも現実の問題となって来ました。歯科医師、歯科衛生士と共に福祉の現場でも活躍できる歯科技工士を育成したいと思っております。たとえば、歯科診療所に通院できない患者さんの家庭を訪問して診療を行う「訪問医療」では、この資格があれば歯科医師と協力して歯科衛生士が口腔ケアや口腔リハビリ、歯科技工士が義歯の調整や製作などを容易に行なうことができます。福祉というフィールドと融合することで活躍の場が広がると思います。
2級取得講座は三幸福祉カレッジが本校との協力のもとで実施するもので、会場は本校と本校が属する公益財団法人愛世会の施設「シルバーピア加賀」等を使用するため最も短い期間での取得が可能になりました。
ガイドブックとテキストをもとにホームヘルパーに必要な介護の基礎知識を自宅で学習します。通信教育として自宅学習(約1ヶ月)
例年(7月1日から7月31日)の期間で自宅学習いたします
教室で実際に体を動かして介護技術を学びます。介護される側および介護する側の両方を体験します。
例年(8月1日から8月9日)の期間で愛歯技工専門学校の教室で実習いたします
愛歯技工専門学校の関連施設である介護老人保健施設シルバーピア加賀に協力を得て施設実習(3日間)を行っています。
本講座のすべてのカリキュラムを修了した方には、修了証を授与します。「ホームヘルパー2級課程修了証」と携帯型の「修了証」の2種類になります。実施機関である三幸福祉カレッジは各都道府県の審査に合格し、ホームヘルパー養成講座事業者として認められているので、修了証は日本全国で有効です。
資格取得のための試験はありません
「ホームスタディ」、「実技スクーリング」、「現場実習」の3つのカリキュラムを修了すると、一度も試験を受けることなく、ホームヘルパー2級の資格を取得することができます。
受講される方それぞれ目標をもってホームヘルパ2級に挑戦されています。介護というものに触れ合うことで新たな発見もあるようです。これから受講される方々の参考になればと、受講終了された方々のコメントを掲載しております。
 夏休みという短い期間で、ホームヘルパーの資格が取れるという事で受講しました。ホームヘルパーの講義は、3つの課程から成り立っており、最初に通信学習により基礎知識を学び、次に先程の内容を踏まえた上で、実技スクリーングとして(実践的な)実習を行います。それが終了した後、施設・訪問実習で今まで勉強してきたことを実践をします。施設実習では、何と言っても利用者の方とのコミュニーケーションの“たいせつさ”を本当に実感しました。利用者の方は、体が不自由な方が多い為、こちらから『大丈夫ですか?』などと声を掛けなければ心を開いてもらえないということを痛感し、聞き手に徹した結果、利用者の方との信頼関係が築きあげられました。これは、歯科技工物を作る際でも同じであることに気づき、『患者の方がどのような気持ちで治療を待っているか』を考えることによって、患者の方とのコミュニーケーションが図れ、良い入れ歯、詰め物が作れそうな気がしました。 この講座を受講して私は、介護福祉の先生から歯を失うと身体機能が著しく損なうことを理解したり、利用者の方との出逢いから色々な勉強ができてとても良かったと思いました。
 私が、この講座を受けようと思ったのは、義歯(入れ歯)を入れている人の生活を実際にこの目で見てみたいと思ったからです。 学校では、作ることしかしていないので“どんな方が入れ歯を入れているのか”あるいは“義歯について不満を抱いていないか”など直接聞けるのもこの講座でしか出来ないと思いました。 講習は、アットホームな感じで楽しかったです。先生方もとても親切でわかりやすく教えてくれるのでその日のうちにマスターできました。 施設実習では、実際の利用者(老人ホームに入っている方)と会話をし、私が『歯科技工の勉強をしている』と言うと、“自分が入れている義歯が合わない”などといった義歯に対する不満などを教えてくれました。その不満を伺った後に「これから先、良い入れ歯をたくさん作って下さいね」と利用者の方に言われ、私は『こんなにも歯科技工士の仕事は社会貢献できる仕事だったのか』と再確認しました。 この講座を通し、私は、歯科技工の素晴らしさを理解出来ました。この経験を生かし日々頑張りたいと思います。
ホームヘルパー2級講座の受講希望の方は、右記までお申し込みください。
受講可能なかた
  ●愛歯技工専門学校在校生
  ●上記のご家族の方々
173-0003
東京都板橋区加賀1-16-6
愛歯技工専門学校  教務課
03(5375)5516
03(3962)7160
info@aishi.ac.jp
(費用)  78,000− (平成23年実績)
※ 上記費用には受講料・テキスト代を含んでいます。
※資料請求については、問合せページにて必要事項を入力のうえご請求ください